お部屋の中で快適な生活を送るため、インテリアを重視している方々は多いでしょう。女性の方々がメイクするように、お部屋も化粧してあげてください。家具に凝るという方々もいらっしゃるでしょうけど、ここで照明にも拘りを持ってみてはいかがでしょうか。
お部屋をひと味違うものに変身させるのは、北欧インテリアです。
この記事の目次
北欧インテリアとは向きあう
まだまだ寒い日が続いて、お部屋にいる時間は、必然的に長くなってしまうことでしょう。でも私達には、そのような長いお部屋の時間を過ごす居心地のいい方法も知っているはずです。あたたかい毛布にくるまって、あたたかいコーヒーを飲んで、映画三昧……、もっとあなたが居心地の良さを追求したいというのなら、そのとき是非、北欧に学んでみてはいかがでしょうか。
北欧は、日照時間も短く、朝9時くらいに、やっと明るくなった……と思えば、午後2時あたりでは、すぐに日が暮れてしまうのです。モチベーション次第でどんどんブルーになってしまうでしょう。
でも、やっぱりモチベーション次第なのです。照明を意識をすれば、よりハッピータイムを作ることができたりします。
シーリングライトを消してみよう
おおかた、どのマンションでもシーリングライトが当たり前についているでしょう。そして、当たり前にシーリングを使用するべきと女性たちも思っているのかもしれません。
しかし、北欧では、刻々と変わる周囲の暗さに合わせて灯りをつけていくというスタイルがあります。まるで、キャンドルをひとつずつつけていく感じで、ほっと落ち着き感も生まれることでしょう。
シーリングライトに依存している方々は、パッとつくライトに、便利で安心感はあるかもしれませんが、そこに本当の意味でのやすらぎが存在しているのか、照明にはいろいろ選択肢があるということを踏まえて考えてみたいのです。
シーリングライトは明るいからいい
シーリングライトは、生活する上で明るいからいいという声が多くあります。 間接照明では暗すぎるんじゃないの……ということが不安という方々もいらっしゃるようです。
非常に、そのような不安も理解することができますが、要は照明は、必要だと思われる場所だけ照らせばいいのだと思います。これが、北欧インテリアのポイントなのです。
このソファでよく読書をしますという人には、ソファの後ろから本を照らすフロアランプがあればいいのです。実際にこのような
照明をお部屋に取り入れてみて、案外明るいのね……という感想を持つことになるでしょう。
そのような生活はちょっとハードルが高いと思っている女性も多いようですが。おしゃれな北欧風インテリアを取り入れたいという方々は、シーリングライトはOKなのですが、シーリングライトを消して、他の照明も楽しんでみるという時間を作るといいでしょう。そのような方法によって、よりリラックスすることができる時間を作ることができて、ストレスも解消することができるでしょう。
北欧の特徴は、光と影のグラデーション
女性の方々は、照明に対して、作業するため明るければいいという気持ちでいるのかもしれませんが、北欧の特徴は、光と影のグラデーションなのです。光と影のグラデーションを実現するために、シーリングライトを一度消してみましょう。
では、間接照明をどこに置けばいいのかという心配も出てくるのかもしれませんが、それは、女性たちの暮らしの導線で考えていけばいいのだと思います。決して、根拠のない場所に照明が置かれるということはないと思いますね。
答えはいたってシンプル、必要な場所に照明を置けばいいだけです。シーリングライトを軸として考えると、間接照明って、意味ない場所におしゃれ感で置かれてあるというイメージを持ってしまうのかもしれませんが、決してそうではありません。
更に、私達が知らなければならないのは、配光です。配光とは、その照明器具がどのような光を出すかということです。決して、このことも無視出来ないです。
デスクライトは、読書灯のような部分的に照らすもの。そして、アンビエントライトは、天井や壁など、周囲を照らし出すものです。お部屋を北欧風におしゃれに演出したいというのなら、それを導線に従い組み合わせみましょう。
まとめ
いかがでしょうか。日本人には、「陰翳礼讃 (いんえいらいさん)」という言葉が示すように、光と影の文化というものが存在しているのです。あなたは、シーリングライトに依存して、そのような文化を忘れてしまっていることはないでしょうか。陰翳礼讃を取り入れることで、もっとリラックスすることができるお部屋を作ることができるでしょう。現代社会は、ストレスの多い時代です。ストレスで、お肌が荒れているという方々もいらっしゃるようですが、そのとき北欧インテリアを取り入れることで、きっとストレス解消にも貢献してくれることでしょう。