いま、女性たちはダイエットをしようと思って、「糖質制限」、「カロリー制限」、どちらを選択していいか迷っているのかもしれません｡ちょっと以前は、ダイエットと言えば、カロリー消費を一生懸命考えていたのかもしれませんが、果たして効率のいい方法はどちらなのでしょうか。また、楽にダイエット出来るのはどちらなのか……、そんな質問にお答えしたいと思います。
この記事の目次
糖質制限ダイエットとは
そろそろそのぽっちゃりしたお腹をどうにかしたい……と思っている頃ではないでしょうか。本当に効果を実感することができるのは、糖質制限なのでしょうか。はたまたカロリー制限なのでしょうか。
糖質制限とは、糖質が多く含まれている食べ物をとにかく制限するダイエットの方法です。メインのエネルギーを中性脂肪に変えることができ、効率よく、脂肪を落とすことができるダイエットです。
糖質制限で食べていけないものは、ご飯だったり、パン、おイモ、糖質が含まれている野菜だったり、根菜、クダモノ、醸造酒だったり、砂糖を多く含む菓子や飲料です。
このようなものを食べていけないということなので、やっぱりダイエットは大変は大変ですね……。
ただし、この糖質制限ダイエットでは、糖質が含まれていないものは、基本何を食べてもいいということになります。
極度のダイエットをして食事制限をすれば、脂肪だけではなく筋肉を減少させてしまうことになりますが、糖質制限ダイエットは、タンパク質中心のメニューを組むことができるので、筋肉の減少を留めることができます。
肉や魚のタンパク質、脂質は、結構お腹一杯にもなりますし、糖質制限ダイエットも苦しいという方々は､いらっしゃるでしょうけど、そこまで……という感じがあります｡
糖質制限ダイエットには、体重増加や肥満に最も大きな影響をあたえているのは、カロリーの方ではなく体内でのインスリンの分泌量だという考えがあります｡インスリンは、すでに血の中にある中性脂肪を脂肪細胞に蓄える、必要以上に食べた糖質・血糖を中性脂肪に変えてしまい蓄えてしまう、また、脂肪の分解を抑制してしまう存在なのです。よってどんどん脂肪は増え続けてしまうばかりです。ジョギングしても全然痩せないのは、おそらくインスリンのせいです。
カロリー制限ダイエットとは
では、カロリー制限はどのようなダイエットなのでしょうか。もうお話しする必要もないのかもしれませんが、単に、それはカロリー制限する方法、非常にシンプルでわかりやすいです。
体脂肪は１ｇが7.2kcal、１kgで7200kcalと言われています。簡単に言えば、１kg痩せたいと思えば、消費カロリーから7200kcalを制限すればOK、一度では無理なので、だいたい2週間程度時間をかけて、１日あたり500kcalくらいずつ摂取カロリーを制限していきます。
カロリー制限ダイエットは、基本、どのような食べ物も食べていいので、栄養に偏りが出来ないことはいいことです。カロリー制限ダイエットでも、ご飯はちょっと控えめにして、肉or魚の副菜1品、野菜を使った副菜2品と言った栄養バランス重視の献立を組むことができます。
糖質制限ダイエット、カロリー制限ダイエット どっちが続けられる？
ダイエットって、はじめてもなかなか続かないことがデメリットと思っている女性が多くいらっしゃることでしょう。やっぱりダイエットは続かないと意味がないのは事実です。でしたら、糖質制限ダイエット、カロリー制限ダイエットどっちが続けることができるのでしょうか。
糖質制限ダイエットに向いている女性たちは、食べる量を減らすのは苦痛という方々です。タンパク質の摂取量を考慮した食生活を理解することができれば、ほぼ満足するまで食べることができるでしょう。炭水化物がダメなら肉や野菜を楽しもうと頭をスイッチすることができるといいですよね。
食事量が少なくて大丈夫という人たちは、カロリー制限ダイエットがおすすめです。炭水化物を絶対に減らしたくないという方々もいらっしゃるでしょう。
そのような人たちは、糖質制限ダイエットはそもそも無理ですし。
カロリー制限ダイエットは、昔から慣れ親しんだ炭水化物は主食のままでOKです。
ただし、インスリンは大量に分泌されるので、食べる量もかなり減らす必要がありますし、運動も強化しなければならないでしょう。運動、プラスα食事制限という方々はカロリー制限ダイエットでいいのかもしれませんが。
糖質制限ダイエットのメリットは、糖質制限することで、インスリンの分泌量を減少させることができるので、それほど運動に意識を傾ける必要がありません｡運動があまり好きではない……という方々は､糖質制限ダイエット、向きと言っていいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。糖質制限ダイエット、カロリー制限ダイエット、どっちも正直に言えば、大変は大変です。しかし、どっちが比較的ダイエット成功しやすいのかといえば、それぞれ女性たちのタイプによって違います。まずは、私はどっちのタイプなのかということを、じっくり調査してみましょう｡
