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女性に高いブランドはもう必要ない?

若い女性の方々は、いま、値段の高いブランドファッションやコスメなどをどうしても欲しいと思っているでしょうか。そのようなものにお金を出すって結構大変なので、そのようなブランドはこの世から消えてくれればいいと思っているのかもしれません。

いま、現代の女性たちがブランドとどう向きあっているのかリサーチしてみました。


この記事の目次

ブランドに対して使うお金はいくら?

女性たちはファッションに対してどの程度お金を使用しているのでしょうか。30歳あたりまでの若い女性の方々がファッションに対して使うお金も1989年のバブル期と比較すれば、相当下がっていると言われています。
バブル期、使うお金は2.1万円という数字がありますが、現在は半分以下、相当女性たちはお金を使うことに渋っているようです。

では、最近の女性たちがファッションに対して無関心になってしまったのかといえば、最近の女性は、ちょっと以前の女性たちよりキレイになったと思いませんか?

多くの人たちは、女性がファッションに無関心になったとは思っていないはずです。

バブル期では、高級ブランドなど持つことがステータスとなって、持つことで自慢することができたでしょう。
事実、その頃、DCブランドなどにも勢いがありましたよね。その頃の商品経済は、欲しいもの、流行りのものを購入するためには、基本、高いお金を出さなければならなかったのです。

そのような商品経済は一面的とも言ってもいいでしょう。高いものはいいものという見方がされている時代なのですが、商品というものは果たしてそういうものでしょうか。

ファスト・ファッションが台頭になる

何が変わって来たのかといえば、1990年代以降ファスト・ファッションが台頭して来たのです。それは、リーズナブルで購入することができる商品であり、短いサイクルで世界的に大量生産・販売されます。

その象徴たる企業と言えば、ご存じ「ユニクロ」です。2000年頃にユニクロでは、当時の市場価格が5千円程度であったフリース・ジャケットを半値以下程度で提供し、かつ、高品質であったため大きな話題となります。その頃、ZARAや、H&Mなど、ファスト・ファッションが次々日本に上陸します。

お金をかけなくても流行ファッションを楽しむことができる

ファスト・ファッションのポイントは、女性たちが、お金をかけなくても流行ファッションを楽しむことができることです。そのような流れから、いい商品は価格が高いという価値観は大きく崩れることになります。ここに、女性たちは、高級ブランド離れを実現することができたのです。

ただし、最近では、リーズナブル価格でなんでも手に入る時代が実現したため、あれを欲しいという物欲意識が女性たちから薄れてしまったと言います。

女性はおしゃれをしなくなった訳ではない

女性たちは、決しておしゃれをしなくなった訳ではないのです。お金をかけないでも、レベルの高いファッションを実現することができ、高級ブランドに対しての意識が薄れてしまったのです。

女性の人たちは、以前、ブランドとは価格が高いものという認識があったのかもしれません。

高いものを買わなくなってしまった人たちの意識から、「ブランド」は消えてしまったのでしょうか。



ブランドとは価値の大きさ

ブランドとは、価格だけのことではありません。ブランドとは、価値の大きさによって提供されます。ですから過去、価格の高さが価値の大きさをあらわすこともあるでしょう。

価格が高いブランドは、なかなか女性たちが簡単には購入することができないですよね。ですから、頑張って購入するという方々もいらっしゃるでしょうけど、ブランドを持てる方々は多数ではありません。

では、ブランドは、少数の限定された人たちが持つから価値が生まれると思っている人たちがいるかもしれませんが、そうとは言えないこともあります。なぜなら、現在、ユニクロにもブランド価値が存在しているからです。大多数の人たちが持っている商品にもブランド価値が存在しているのですね。

ブランドは企業の強み

では、そこに存在しているブランドとは何かといえば、企業の強みがあります。ユニクロで言う、企業の強みとは、いい商品を安く購入できることです。

ちょっと以前、女性たちは、高級ブランドの服を着ている女性を見て、羨ましいとか、私もあんなブランドファッションをしたいと思ったことでしょう。
しかし、いまユニクロファッションの女性たちは、そのような高級ブランドのファッションに身を包む女性が通り過ぎて羨ましいと思うでしょうか。もう既に私達の意識の中から、ブランドとは高い価格で多くの人が持てないものという認識が消えているからです。

ブランドをリーズナブルで購入できることはいいこと?

ユニクロファッションは大衆ファッションなのかもしれません。大衆といえば、なんだかいいイメージを持たない女性もいるかもしれません。もっと女性たちは、自分だけ愛される特別な存在でいたいと思っているのかもしれないですよね。現在、ブランドは、大衆に依存して、孤高な存在ではなくなってしまったとも言うことができるかもしれません。

しかし、ブランドをリーズナブル価格で購入することができることはいいことです。女性たちは、無意識の共同意識でブランドの位置はこのまま大衆寄りでいいとかたくなに思っているのかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。
注意しなければならないのは、ユニクロに見るブランドスタイルが絶対ということではありませんので、再び、昔の時代に戻ることも充分あり得ることなのです。

でも、やっぱりブランドは大衆的でいいと思いませんか?いまはまさにその時代です。その時代が良ければ女性たちは頑張ってその時代を守っていきましょう!


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